[メイン2] GM : 放課後。
[メイン2] バナージ・リンクス : 部活なんか無いので家に帰ってます
[メイン2] GM : ではその途中、先程からバナージの前を、老年女性がゆっくりと歩いている。大きな風呂敷包みを抱え、重そうな足取りだ。
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「大丈夫ですか?お婆さん」
「そんな大きな荷物を持って何処に行くんです?」
[メイン2] 星住 美沙 : 「おんやまあ、気にかけてくれているのかい」
[メイン2] 星住 美沙 : 「お家だよ。ちょいと買いすぎちゃってねえ」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「なら俺が荷物を持ちますよ」
「老人にその量は厳しいでしょう」
[メイン2] 星住 美沙 : 「あら~?いいのかい?結構重いわよ~?」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「これでも少しは鍛えてますから」
「それに無理なら他の手段を使いますよ!」
[メイン2] 星住 美沙 : 「ほっほっほ!他の手段というのも見てみたいが……せっかくだもの。助け船に乗ろうとしようかねえ」
[メイン2] 星住 美沙 : ずしりと重い。それは形や大きさ、感触から重箱のようなものと想像できる。中に料理が入っていそうな重みも感じられるだろう。
[メイン2] 星住 美沙 : 「いやいや、こんな若い子にナンパされるなんて、おばあちゃんもまだまだ捨てたモンじゃないねえ!それじゃこっち、こっちよ~。ほっほっほっほっ!」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「ははは、老人とは言いましたがまだまだ若いですよおばあさんは」
付いてく
[メイン2]
星住 美沙 :
老年女性に案内された先は少し古い民家の前だった。
表札には【雨地】とある。
[メイン2] 星住 美沙 : 「まったく、お世辞がうまいだから。さ、ここだよ。運んでくれてありがとうねえ」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「いえいえ、困っている人を見捨てるなんて出来ませんから」
[メイン2] 老母 : バナージの声にかっかっかと笑い。
[メイン2] 老母 : 「おーい叶奈!お祖母ちゃんがきたよー!開けておいで!」
[メイン2] GM : そう言って彼女はインターホンを押した。しばらくすると、鍵を開ける音がする。
[メイン2] GM : 引き戸である扉が、わずかに横にスライドして開かれる。少し間があった。その後、扉が大きく開き、星住叶奈が姿を現した。
[メイン2] 星住 叶奈 : 「美沙おばあちゃん、こんにちは。あっ、昨日の……」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「星住さん!」
「もう家に帰ってたんですね」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「え?ああ……そ、そうなんです!すぐ家に帰ったものですから……」
[メイン2] 老母 : 「叶奈、こちら手伝ってくれた……何君だっけ?」
[メイン2]
老母 :
「私はね、星住美沙。美沙ちゃんって呼んでね!叶奈、ここにくる途中でね、この子と会ってね。
これを代わりに運んでくれたの。優しいわよね~!いい男じゃない!」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「バナージ・リンクスです!」
「美沙ちゃんですね、分かりました」
[メイン2]
星住 叶奈 :
「……?えっと、美沙おばあちゃん。いつもごめんね、わざわざありがとう。
バナージさんも、ありがとうございます。お優しいですね」
[メイン2] 星住 叶奈 : 美沙の言葉に首を傾げながらも、そう答えて。
[メイン2]
星住 美沙 :
「いいんだよ、しっかり栄養摂らないと心配だからね。叶奈、彼も荷物持ちで疲れてるんだ。お茶の一つでも出してあげなさいな。
それじゃ!おばあちゃんは帰るわね~!あとは二人でごゆっくり~!ほっほっほっほっ~!」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「あっ美沙ちゃん!」
「……行ってしまった」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「え、ええっと……」
[メイン2]
星住 叶奈 :
「えっと、その…。もしよければ…上がっていきます?」
と、星住叶奈はおずおずと尋ねる。
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「……なら、せっかくだし上がらせて貰います」
「良いですか?星住さん」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「私は全然大丈夫です!いきなりでごめんなさい。お祖母ちゃんも悪い方ではないのですが……」
[メイン2] GM : そうしてキミは中へと案内される。
[メイン2]
GM :
農家住宅の間取りで見られる、広間型の住宅に近い。
三丁目にある、いかにも和の家といった佇まいだ。
目立った特徴はないが、周囲に生える雑草などから細かな手入れは行き届いてないように思える。
しかし、その難しい環境からか、家そのものにも影を落としているように感じるだろう。
[メイン2]
GM :
人によっては不気味に映るかもしれない。
家の周囲の手入れは行き届いていないように思えたが、中はある程度綺麗にされていた。
[メイン2] バナージ・リンクス : 「……そういえば、表札の文字が雨地ってありましたけどここに住んでいるのは星住さんですよね」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「表札、変えないんですか?」
[メイン2] 星住 叶奈 : 美沙から預かった荷物を台所あたりに置き、バナージは廊下を通って和室①まで案内される。
[メイン2] 星住 叶奈 : 「表札……ああ、あれは母方の祖母の苗字なんです。今は祖母の家に住まわせてもらってます。」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「ちょっと……父母を無くしてしまっていて。身寄りがなくて」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「……なるほど」
「すみません、そんな話をさせてしまって」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「あっ……いえいえ!気にしないでください!」
[メイン2] 星住 叶奈 : 部屋自体は机に椅子、化粧台、箪笥、本棚、ちゃぶ台などがある。綺麗に整頓されており、ところどころにぬいぐるみが飾られている。普段、星住叶奈が使っている部屋なのだろうか。
[メイン2]
星住 叶奈 :
「今、飲み物をお持ちしますね。」
叶奈はキミをちゃぶ台近くに座るよう促すと、話題を変えるためか再び廊下のほうに戻っていく。
[メイン2] バナージ・リンクス : 和室1全体に気になる物が無いか目星してみても良いですか?
[メイン2] GM : いいですよ
[メイン2] バナージ・リンクス : CCB<=80 (1D100<=80) > 30 > 成功
[メイン2] GM : 机に椅子、化粧台、箪笥、本棚、仏壇、ちゃぶ台などがある。綺麗に整頓されており、ところどころにぬいぐるみが飾られている。また、縁側の方を見ると、あちこち障子が破れている。男手が少ないからだろうか。
[メイン2]
GM :
また、バナージは家具の上にある写真立てが目に留まる。
それは、二枚の写真だった。小さい頃の星住叶奈と思われる少女。
その少女と両親が写っている写真。そして、もう一枚は少女と星住美沙が写っている写真だった。
[メイン2] バナージ・リンクス : 「これが星住さんが言ってた両親かな……」
[メイン2]
GM :
しばらくすると、叶奈が温かいお茶を持ってきた。
[メイン2] 星住 叶奈 : 「すいません。驚きましたよね?美沙おばあちゃんが急に……」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「大丈夫ですよ」
「それに、人の好意に甘えるのは悪い気分じゃありません」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「あはは、そうですかね。なんだか、バナージさんって落ち着いて見えますよね」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「そうかな……」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「こう見えても、今かなり緊張してますよ」
「女子の家に入るって言うのは初めての経験なので」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「そうなんですか?全然見えないです!」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「緊張してる人ってもっと……ガチガチに固まっちゃってるのかと」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「いや、現にガッチガチに固まりそうです」
「こう……頑張って言葉を紡いでるだけで」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「ふふっ!他の男の人とはあんまり会いませんが、その人達とはちょっと違うんだなって伝わりますよ」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「褒め言葉として受け取りますよ」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「そういえば、星住さんはここに1人で住んでるんですか?」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「いえ……母方の祖母と二人っきりです。たまに父方の祖母……美沙お祖母ちゃんがご飯を作って様子を確かめに来てくれるんです」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「ああ、だからあんな大荷物を」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「はい。私も叶奈もよく食べるのでいっぱい作るのに助けてもらっていて……」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「……叶奈?」
「ああ、その母方の祖母の名前ですか?」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「同じ名前なんて、珍しいですね」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「えっ!?あ、いや、そ、その……」
[メイン2] 星住 叶奈 : ハッとした顔で顔を紅潮させ、手をバタバタと振り。
[メイン2]
星住 叶奈 :
「じ、実はその……ごめんなさい!さっきのも嘘です!
……私には妹がいて、そっちが叶奈で、いつも一緒に住んでいるんです!」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「……なるほど、姉妹で2人暮らしなんですね」
「じゃあ、姉妹で同じ名前?」
[メイン2] 星住 叶奈 : 苦笑いして。
[メイン2] 星住 叶奈 : 「あはは……それも嘘で……ごめんなさい。私は理奈って言います」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「……じゃあ、学校に行ってるのは叶奈さんで」
「里奈さんは、ずっとこの家に?」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「あっ、もしかして……叶奈のクラスメイトさんですか?」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「……はい。実は私は病気なんです。昨日は事情があって外に出ていたんですけど、普段はこうして家にいるしかなくって」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「……その病気っていうのは、何時からなんですか?」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「昔から、です。昔からその気があったのですが……最近悪化してきてしまっていて」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「今ではあんまり外を出歩くと気分が悪くなってしまっています」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「だったら、昨日は何で外に……」
「嫌、それ以上は野暮ですね」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「すみません、ここまで踏み込んでしまって」
[メイン2]
星住 叶奈 :
「いえいえ。ごめんなさい。それは……言いにくいんですけど。
ただ昨日バナージさんと出会えたおかげで、ちゃんと家に帰れることが出来ましたから」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「……あの。私、病のせいでよく家にいてしまっていて……あんまり他の人と話したことがないんです。」
[メイン2] 星住 叶奈 : 「……また明日、来てくださいませんか?」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「分かりました、僕で良ければまた明日来ますよ」
[メイン2] 星住 叶奈 : その言葉にぱあっと顔を輝かせて。
[メイン2] 星住 叶奈 : 「ありがとうございます!それでは、また明日!」
[メイン2] 星住 叶奈 : そういって手を振り、キミのことを玄関まで送っていった。
[メイン2] GM :
[メイン2] GM :
[メイン2] GM : 夕方。放課後。
[メイン2] GM : 特にやることもなければキミは昨日の雨地の家へと向かっていたことだろう。
[メイン2] バナージ・リンクス : 帰宅部だから学校終わって速攻行ってます
[メイン2] GM : 早ェ…!(ピュン)
[メイン2] GM : ではその道中に、また美沙の姿があることに気づく。
[メイン2] GM : 彼女は君に気が付くと声をかけてくる。
[メイン2]
星住 美沙 :
「あんら~!バナージくんじゃない!もしかして、叶奈のとこにいくのかしら~?」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「ええ、約束しましたから」
[メイン2] 星住 美沙 : 「約束!?」
[メイン2]
星住 美沙 :
「あっらあ!叶奈ったらああ見えて意外と積極的なのねえ!
バナージくん、あの子もいい子だからねえ、大切にしておやりよ!」
[メイン2] 星住 美沙 : ばんばんと元気よくキミの背中を叩いた。
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「……?」
「はい!俺に出来ることならなんだってします!」
[メイン2] 星住 美沙 : 「はっはっは、いい返事だ。」
[メイン2]
星住 美沙 :
「いやあ、今日は荷物がないから楽だねえ。
私は三日に一度、昨日みたいに届けてるのよ。でもまぁ、あんな細い体でよく食べるもんだ!私ならあの量を平らげるのに、少なくとも五日はかかるね。だから今日は身軽なのさ」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「そんな量を運んでたんですね」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「これからは運ぶ時は俺を呼んでください」
「幾らでも運びますよ」
[メイン2] 星住 美沙 : 「はっはっは!そりゃ心強い!そうさなあ、また手伝ってもらおうかね」
[メイン2] 星住 美沙 : 女性はそう笑いかけると、少し待った後に真剣な顔になりキミを見る。
[メイン2] 星住 美沙 : 「……今、叶奈は向こう側の祖母と二人暮らしなのは知ってるかい?」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「……はい、2人暮らしだって聞きました」
[メイン2] 星住 美沙 : 「そうさなぁ。あの子もあんなに和若いのに親を亡くして可哀想だ。ましてや……いや、これはあまり良くないか。」
[メイン2] 星住 美沙 : 「ともかく。……昔の話さ。星住一家を乗せた車が、崖から落ちたんだ。運転していたのは父親、同乗していたのは母親と叶奈」
[メイン2] 星住 美沙 : 「そこで奇跡的に叶奈だけ助かったんだが、私はどうもきな臭いと感じている」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「……きな臭いって言うと、意図的に起こされたって事ですか?」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「それは……どうして?」
[メイン2] 星住 美沙 : 「……実は私、巌は事故を起こしたんじゃなく、自ら飛び降りたんじゃなかって……そう思ってる。あれは一家心中だったんじゃないか、ってね。もしそうだったとしたら、理由が知りたいのさ」
[メイン2] 星住 美沙 : 「なんで巌……叶奈の父だね。あの子がそんなことをしたのか。理由に心当たりはない。でも、もし理由があるとしたら……それはあの家に眠っているかもしれない」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「……俺にそれを話したって事は」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「あの家を、探れって事ですか?」
[メイン2] 星住 美沙 : ふっ。女性はにやりと笑う。
[メイン2]
星住 美沙 :
「察しがいいねえ、バナージくん。
そうだ。もし雨地さんの家で、巌と静香さんの死の真相……その手掛かりを見つけたら、私に教えてほしい」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「……分かりました」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「俺が見つけて見せます」
「巌さんと静香さんの、死の真相を」
[メイン2] 星住 美沙 : 「……すまないねえ。せっかく楽しい気分だったろうに、水を差すようなことしちゃって」
[メイン2] 星住 美沙 : 「巌が自ら命を絶ったということは、何かしらのメッセージが残されてるかもしれない……それがもし、持ち運べる形であったのなら……持ってきてほしいんだ」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「なら、連絡先を交換した方が良いですね」
「携帯電話等はありますか?」
[メイン2] 星住 美沙 : 「ああ、構わないさ。どれどれ……」
[メイン2] 星住 美沙 : と、スマホを取り出してバナージと電話番号を共有する。
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「……はい、ありがとうございます」
「では、探してきてみます」
[メイン2] 星住 美沙 : そうしてバナージに手を振ると、そのまま美沙は別れてどこかへと言った。
[メイン2] バナージ・リンクス : 「死の真相……そこに、理奈さんの病気のことがあるかもしれない」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「それに、やっぱり違和感が拭えない」
「探してみせる、俺自身が納得する為に」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「そして、美沙ちゃんと理奈さんの為に」
[メイン2] バナージ・リンクス : 決意を新たに雨地家に行きます
[メイン2] GM : わかりました
[メイン2]
GM :
キミが雨地の家のインターホンを鳴らすと、まもなくして扉を開錠する音が聞こえる。
まずは引き戸がわずかに開き、その後、大きく開かれた。そこには、星住理奈が立っていた。
[メイン2] 星住 理奈 : 「バナージさん!こんにちは。」
[メイン2]
GM :
理奈はそう言うと、バナージを招き入れる。
台所には昨日の重箱の一部が洗って置いてある。そして、昨日と同様、和室①に案内される。
[メイン2] 星住 理奈 : 「寒くありませんでしたか?最近気温が読みにくくて大変ですよね」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「少し冷え込んできたけど、上着を羽織れば何とかなりましたよ」
[メイン2] 星住 理奈 : 「それは良かったです。あ!せっかくですから、暖かいお茶お持ちしますね。少々お待ちください!」
[メイン2] 星住 理奈 : といって少女は台所に駆けていく。
[メイン2] GM : ここで少し場を離れて和室②に行っても構いません。湯を沸かしているようで、戻ってくるには少し時間がかかるでしょう。
[メイン2] バナージ・リンクス : 和室②を調べます
[メイン2] GM : わかりました
[メイン2]
GM :
机に椅子、化粧台、箪笥、本棚などがある。あまり片づけられていないが、機能的にも見えなくもない。
机の引き出しには鍵がかかっている。
[メイン2] バナージ・リンクス : 目星で部屋全体を調べてみたいです
[メイン2] GM : どうぞ
[メイン2] バナージ・リンクス : CCB<=80 (1D100<=80) > 41 > 成功
[メイン2] GM : あなたは物置から「母さんへ」と書かれた遺書を見つける。
[メイン2] バナージ・リンクス : 読んでる暇は多分無いから持ち出して和室①に戻ります
[メイン2] GM : わかりました。
[メイン2] GM : それと同タイミングくらいだろうか。
[メイン2] 星住 理奈 : 「あ……お待たせしてしまってごめんなさい。」
[メイン2] 星住 理奈 : お茶と同時に彼女が戻ってくるが、なぜか顔色が青いように見えるだろう。
[メイン2] 星住 理奈 : 「……すみません。ちょっと……」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「大丈夫ですか?」
「無理しないでください、体調が悪いなら少し横に……」
[メイン2] 星住 理奈 : 「……ありがとうございます。少し……横になっても大丈夫ですか」
[メイン2] 星住 理奈 : そのまま理奈は、座布団を使って横になる。
[メイン2] 星住 理奈 : 「あはは……ごめんなさい。お客さんがいるのにこんな様子で……」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「謝らないでください」
「俺なんかより理奈さんの体の方が心配ですよ」
[メイン2] 星住 理奈 : 「ありがとう、ございます……」
[メイン2] 星住 理奈 : くしゃっとした笑顔でそれに応える。
[メイン2]
星住 理奈 :
「こんな様子だから、学校に行こうにも体調が悪くなることを考えるとつい……
……妹の叶奈は、学校で元気にやっていますか?」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「……はい、毎日元気に登校してますよ」
「友達も多く、クラブでもトップのカーストに位置してます」
[メイン2] 星住 理奈 : 「トップカーストですか……あはは!気の強い叶奈らしいですね」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「最近は俺の友達の子津って奴と放課後によく一緒にいるらしいです」
[メイン2] 星住 理奈 : 「あら、バナージさんのお友達と……それならきっといい人なんでしょうね」
[メイン2] 星住 理奈 : 「……ふと気になったんですけれど。バナージさんって普段……何されてるんですか?いえ、高校生なのは知っているんですけれど……」
[メイン2] 星住 理奈 : 頭の中に、あのロボットが浮かんだのか。少女はそれに答える。
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「普段か……」
「まあ、偶に家の手伝いをしてるくらいです」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「後は別に、その辺にいる高校生となんら変わりませんよ」
[メイン2] 星住 理奈 : 「ええ?そうなんですか?」
[メイン2] 星住 理奈 : 「てっきりあのロボットの整備?みたいなのもしてるのかと思ってました」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「たまに外装を洗ったりはしますが整備は家の工場にいる人達がやってくれてます」
[メイン2] 星住 理奈 : 「へえ……楽しそうですね!あんなにおっきいものなら綺麗にするのだけでも達成感が凄そうで……う」
[メイン2] 星住 理奈 : また体調が悪くなってきたのか。ぎゅっと胸元を手で締める。
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「大丈夫ですか!?」
「無理しないでください、何か俺に出来る事は……」
[メイン2] 星住 理奈 : 「……出来ること、ですか」
[メイン2] 星住 理奈 : 「……変なこと、聞いてもいいですか?バナージさん」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「なんだって聞いてください!」
[メイン2] 星住 理奈 : 「もし……もしもの話です。」
[メイン2] 星住 理奈 : その声色は、儚げだけれど楽しげな、そんないつもの理奈の声とは裏腹だった。
[メイン2] 星住 理奈 : 「……バナージさんが、どうしようもない呪いにかかったとします。自分が生きている限り、その呪いは…周りの人たちの命を奪っていく。」
[メイン2] 星住 理奈 : 「……次々と、自分のせいで死んでしまう。…もし、そうなったらバナージさんは、どうしますか?」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「……俺は」
「それでも俺は、生きていたいです」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「この世界は、宇宙は広いんだ」
「だから、きっとその呪いを解く方法だってある」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「そう信じて、進み続けたい」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「それでもと言い続けて、自分を信じたい」
[メイン2] 星住 理奈 : 「それを解こうと生きている間に……他の人の命を奪っても、ですか?」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「……誰かの命を、未来を奪ってしまうかもしれない」
「それは、人が生きていく中で、必ず起こってしまう事だ」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「奪ってしまった命に、償う方法なんて無いかもしれない」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「それでも、それでも!歩みを止めていい理由にはならない!」
「失われた命に、俺が、俺たちが出来る事は!」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「失われた分も背負って、前に進む事しか無いんだから!」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「だから、理奈さんも!前を向いてください!」
[メイン2] 星住 理奈 : 「……バナージさんはお強い方なんですね」
[メイン2] 星住 理奈 : 「心が真っすぐで、芯をしっかり持っておられている」
[メイン2] 星住 理奈 : 「私は出来ないです。前を向こうとしても、失われてしまった命に申し訳ないとしか思えないんです」
[メイン2] 星住 理奈 : 「……バナージさん。もし私がそうなってしまったら、バナージさんが……」
[メイン2] 星住 理奈 : 「私を殺してくれますか?」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「……」
「させません、絶対に」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「俺が、助けます」
[メイン2] 星住 理奈 : その答えに、困ったようにくしゃっと笑って。
[メイン2] 星住 理奈 : 「……あなたは、本当に、強い人ですね」
[メイン2] 星住 理奈 : その後、星住理奈は憑き物が落ちたかのように、ハッと我に返り。
[メイン2] 星住 理奈 : 「ご、ごご、ごめんなさい!!!引きましたよね!?気持ち悪かったですよね!?変な女だって思いましたよね!?」
[メイン2] 星住 理奈 : 「すいませんすいませんすいません……!!うう…本当にごめんなさい……ちょっとナーバスになってたというか、ネガティブになってたというか……えへへ……」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「……大丈夫ですよ」
「体調が悪い時はナーバスになりますからね」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「俺も風邪ひいた時なんかは同じように思ったりしますよ」
[メイン2] 星住 理奈 : 「へえへへへ……な、なんだかバナージさんと一緒の同じ気持ちだと思うと少し楽になるようなより恥ずかしいような……あははは……」
[メイン2] 星住 理奈 : 顔を真っ赤にしながらも、こほんと咳払いして。
[メイン2] 星住 理奈 : 「……あ。もうこんな時間ですか。何だかせっかく来てもらったのに変な話ばっかりでごめんなさい」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「そんな事無いです」
「理奈さんと話せて、俺は楽しかったですよ」
[メイン2] 星住 理奈 : 「……ありがとうございます」
[メイン2] 星住 理奈 : にこやかに笑って。昨日と同じように、玄関まで見送った。
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「また会いましょう、理奈さん」
そう言って帰宅する
[メイン2] GM :
[メイン2] GM :
[メイン2] GM :
[メイン2] GM : 夜9時。指定されたカフェで待っていると、星住美沙がやってくる。
[メイン2] 星住 美沙 : 「ほっほっほっほっ!お待たせ、バナージくん。このおいぼれのでデートに誘ってくれるなんて、光栄なことだねえ」
[メイン2]
星住 美沙 :
「さてはて。好きなものを選んでいいよ!ここは私が奢ろう!
じゃあ私はレアチーズケーキと、お紅茶にしようかねえ~。」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「……なら、チョコケーキとコーヒーをお願いします」
[メイン2] 星住 美沙 : 「はいさい!任せて!」
[メイン2] 星住 美沙 : にやりと笑い、美沙が席を離れる。
[メイン2]
GM :
店内にはテーブル席が中央と四方で計五つ。クリスマスが目前だというのに、店内にはカップルや親子連れの姿は見当たらない。しかし、キミたち以外の四方の席は埋まっていた。
黒服でサングラスの男女が腰かけている。緊張感のある、重苦しい雰囲気が支配していた。
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「……話があるなら、そっちから来てくださいよ」
「俺は聞きに来たんです、何が起こってるのかを」
[メイン2] 星住 美沙 : 「……いやあ、悪いね。だが腰を落ち着けて話をしたかったんだ。なにせ死んだ息子のことだからねえ」
[メイン2] 星住 美沙 : 「さ、婆の話を聞くのに何もないじゃあつまらないだろう。お待たせだよ」
[メイン2] 星住 美沙 : キミが頼んだものと美沙が頼んだものをテーブルに置き。
[メイン2] 星住 美沙 : 「……さて、頼んでいたモノを見せてもらってもいいかい?」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「……こちらが、巌さんが遺した物です」
[メイン2] バナージ・リンクス : 銀の弾丸を除き遺書と手記を渡す
[メイン2]
星住 美沙 :
「悪いね、バナージくん。こんなことをさせてしまって……でも、ありがとう。」
美沙はそう言うと、バナージから封書を受け取った。
[メイン2] 星住 美沙 : 「これは……巌の字。」
[メイン2] 星住 美沙 : 美沙は封筒を開ける。手紙を開いた美沙の頬に、一筋の涙が伝う。
[メイン2] 星住 美沙 : 「本当に……親不孝者だよ、あんたは……そんなこと、言われなくてもわかってるさ……」
[メイン2] 星住 美沙 : そして、少し落ち着くため、ゆっくり息を吸い。
[メイン2] 星住 美沙 : 「……遺書が残されていたということは、やはりアレは事故でなく一家心中だった。だったら、あの最後の一文は……?」
[メイン2] 星住 美沙 : 考えこむようにして。
[メイン2] 星住 美沙 : 「……巌は叶奈が助かる可能性があると、そう思っていたのかもしれないね。でもこれだけじゃ、あんな馬鹿なことをした理由がわからない。だから、事の真相はこの地図が指し示す場所にあるんだと思う」
[メイン2] 星住 美沙 : 「……そして、その地図にあったのがこれかい?」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「はい、その場所にあった物がその手記です」
[メイン2] 星住 美沙 : 美沙は紅茶をゆっくりと進み。
[メイン2] 星住 美沙 : 「……さて。バナージくんも言っていたんだ。無駄な腹の探り合いはなしにして、単刀直入にいこうじゃないか」
[メイン2] 星住 美沙 : 「この手記には添付してある、とある何かがない。キミが持っていったのかい?」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「はい、俺が今持っています」
[メイン2] 星住 美沙 : 「それを渡してもらうことは出来るかな?」
[メイン2]
星住 美沙 :
「日本では銃弾を所持しているだけで違法だ。それは法に問われることになる。
それが何に使うものであってもね」
[メイン2] 星住 美沙 : 「バナージくん。キミは優しい子だ。」
[メイン2] 星住 美沙 : 「荷物も持ってくれたし、こうやって手紙も届けてくれた。叶奈とも仲良くしてくれてる。君になら、叶奈を任せられる」
[メイン2] 星住 美沙 : 「そんな子には、穏やかな人生を送ってほしい。だから、ここから先は私に任せて。叶奈に会いに行ってあげな。」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「……俺に、首を突っ込ませてくれませんか」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「最後まで、俺に責任を取らせてくれませんか」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「もしもあの時、理奈さんに出会わなかったら俺はここまでするつもりなんて無かった」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「でも、もう知ってしまった」
「関わってしまったんです」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「だからせめて、最後まで俺にお節介をさせてください!」
[メイン2]
星住 美沙 :
「……ここには、君の想像を超える非日常が待ち受けているかもしれない。知らないほうが幸せな世界を、垣間見るかもしれない。
今の君に、戻れなくなるかもしれない」
[メイン2]
星住 美沙 :
「私は昔ヤンチャしてね。だからこそわかっている。
血や死、命が簡単に消えてしまうような場所だ」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「……俺はまだ子どもで、何時の日かこの選択を後悔するかもしれない」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「……それでも!」
「今動き出さなきゃ、俺は一生後悔する!」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「例え戻れなくたって!」
「俺は、理奈さんが救えるなら!」
[メイン2]
バナージ・リンクス :
「だから、力を貸してください!」
「俺に、あの子を救う力を!」
[メイン2] 星住 美沙 : 「……くっくっく」
[メイン2] 星住 美沙 : 「こんな威勢のいい子はあ、最近見なかったもんだからね!」
[メイン2]
星住 美沙 :
「……いい返事だ。そう思うだろ!?あんたたち!!」
[メイン2]
GM :
星住美沙がそう言うと、周りの男女が全員立ち上がり拍手をし始める。
[メイン2] GM : 美沙が片手をあげた瞬間、拍手はぴたりと止まった。
[メイン2] 星住 美沙 : 「試すような真似をして悪かったね。さて、バナージくん、少し昔話をしよう。……私の息子、叶奈の父親の話だ」
[メイン2] 星住 美沙 : 「巌はある組織の構成員だった。今周りにいる連中が所属してる組織さ。巌は組織の研究員で、私はそこの元私兵だ。腕を買われてか、私は今でも時折いいように使われているがね。」
[メイン2] 星住 美沙 : 「ま、老いぼれの話はどうでもいい。……巌はかなりの知識に加え、兵器の開発に長けていた。我らが神に仇なす存在を、効率よく始末する武器のね。」
[メイン2] 星住 美沙 : 「やや物騒な仕事をしていたが、家族はとても大切にする子だった。穏やかな旦那で、優しい父親だったと思う。そんなあの子が、突然死んだ。私に何も話さずに。話せない理由があった。恐らく向こうの家絡みでね……私はそう思ってる。」
[メイン2] 星住 美沙 : 「だから、真実を知りたい。巌が墓まで持っていった……事件の真相を。この子たちを連れてきたのは、場合によっては荒事になる可能性があったからさ。雨地和江が巌の死に関係してて……叶奈にとってよくない存在だとわかった場合、だね。それも結局、現状では判断がつかないわけだけど。」
[メイン2] 星住 美沙 : 「巌が生きているうちに私に悩みを打ち明けることができなかった理由は…心当たりがないわけじゃない。……私たちは、組織に敵対、あるいは邪魔になるであろう存在を排除し続けてきた。人間は勿論、人ならざる者も含めて。その性質を懸念して私に話さなかった可能性がある」
[メイン2] 星住 美沙 : 「……さて。それじゃあバナージくんは今から雨地の家に行くんだろう?」
[メイン2] 星住 美沙 : 「弾丸だけでどうするんだい。こいつも持っていきな」
[メイン2] 星住 美沙 : と、机に拳銃を置く。
[メイン2] 星住 美沙 : 「撃ったことは?」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「ありません」
[メイン2] 星住 美沙 : 「よろしい。では経験者が直々にレクチャーしよう」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「ありがとうございます!」
[メイン2] GM : 美沙は「銀の弾丸」を装填する方法や撃ち方を軽く教えてくれる。
[メイン2] 星住 美沙 : 「……てな感じだ。これを使わざるを得ない状況にならないといいんだけどね。……バナージくん。私にとって、君はすでに家族みたいなもんだ。この老いぼれを……これ以上悲しませないでおくれ」
[メイン2] 星住 美沙 : 「だから、死ぬな」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「俺は、死ぬつもりはありません」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「必ず生きて戻ってきます」
[メイン2] 星住 美沙 : 「いい返事だ!」
[メイン2] 星住 美沙 : 「なぁに、戻ってきたら3人でパーティでも開こうじゃないか!」
[メイン2] 星住 美沙 : 「さて。それじゃあ……玄関までの見送りになる。私はちょいとやり残したことがあってね」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「分かりました」
[メイン2] バナージ・リンクス : 「ここまで色々してくれて、ありがとうございます」
[メイン2] 星住 美沙 : 「ああ、礼はいらないさ。お互い無事に戻ってきたときに改めて言ってくれればそれでいい」
[メイン2] 星住 美沙 : 「それじゃあな、少年!見守っているよ!」
[メイン2] 星住 美沙 : バンバンと強く肩を叩き、送り出すように。
[メイン2] バナージ・リンクス : 「はい!行ってきます!」
[メイン2] バナージ・リンクス : 力強く足を踏みしめて、雨地家に向かう
[メイン2] GM :
[メイン2] GM :
[メイン2] 星住 美沙 : 「3年前に星を撃ち落とした。」
[メイン2] 星住 美沙 : 「そしてつい3日前にも撃ち落とした。」
[メイン2] 星住 美沙 : 「だがどうも、腕が落ちてるんじゃあないかと心配でね」
[メイン2] 星住 美沙 : 「……さて、出てきたらどうだい?」
[メイン2]
GM :
どこかに潜んでいたのか、雨地の家に向かうバナージを追いかけようと、その前に5体の蜘蛛の怪物が姿を現した。
[メイン2] 星住 美沙 : 「……ふん。あの子を護りながらだと骨が折れると思ったが。都合がいいことに、あの子は一人で行った」
[メイン2]
星住 美沙 :
「さあて、久々の運動だ。私と少年、どちらを狙ってるのかは知らないが。」
[メイン2]
星住 美沙 :
「もし私を殺す気なら、まるで数が足りないんだよ、虫けらども」
[メイン2] GM : 星住美沙は銃を構えて笑った。
[メイン2] GM :
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